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公開日:2019/10/15  最終更新日:2019/10/09

多摩工務店の口コミや評判


【詳細】

会社名:株式会社多摩工務店

住所:東京都八王子市子安町1-9-16

連絡先:042-642-5749

八王子で住宅を建てる場合は、工務店に依頼する方法が考えられます。通常はハウスメーカーも選択肢となりますが、選択に当たっては両者の違いを把握することも必要です。さらに、設計事務所との協力による家づくりも有効な選び方と言えます。多摩工務店は施主の要望を正確に把握して、ハウスメーカーに負けない家づくりを行っています。

歴史的に見る日本の住宅供給システム

日本の住宅は従来、大工がその建築を担ってきました。棟梁を中心として大工や職人が力を合わせて一棟の家をつくることが普通に行われてきたのです。ところが、戦後にプレハブメーカーが出現し、大工によらない家づくりの方法を編み出しました。

工場で少品種大量生産された住宅は一時期、大工のつくる家を凌駕するかに見えましたが、その心配は杞憂に終わったのです。無機質な工場生産の住宅は人気が沸騰せず、木の香りのする人間味豊かな家が結局は根強い人気を保って現在に至っています。

ハウスメーカーの工場生産による方法は、土地に密着していないクルマなどの製品には適した方法です。しかし、土地と密接に関わる家の生産には必ずしも適してはいません。さらに、家族の暮らし方は家族によって異なるので、その要望をかなえるためには大工による一品生産システムの方が合っているとも言えます。

八王子の多摩工務店は伝統的な技を受け継いできた職人により建てられます。また、顧客の要望を聞き入れる現代風のマーケティングの手法も身につけ、安心して任せることができる集団を形成しているのです。

工務店と大工による伝統工法の魅力

八王子の多摩工務店は伝統的な技を受け継ぐ大工が家を建てます。実際は棟梁を中心に多くの職種の職人が工程ごとに現場に入り、担当する工事を行います。ハウスメーカーは現場監督が大工ではないことがほとんどで、職人は部分的な工事を請け負うだけの存在に貶められているのです。

大工が仕切る家づくりは技術的な完成度が重視されます。物づくりにプライドを持った職人が高い技術力を保って仕事をするので、完成度が高くなるのは当然です。

ハウスメーカーが最も大切にしているのは会社の利益です。前もって決められた利益を得ることを至上命令として住宅を建てるので、必ずしも出来が良いとは限りません。もっとも、伝統技を必要としない工場で生産された部材を組み立てる手法なので、粗が出にくい面もあります。

大工が責任を持つ一品生産の住宅とハウスメーカーがつくる工場生産の住宅に差が出るのは数十年を経てからです。本物とそれ以外の物との違いは使い続けるうちにわかってきます。大工がつくる本物の住宅は長い年月を経ても品質が急に落ちることはありません。

施主と共につくる家づくりの喜び

ハウスメーカーの顧客に対するスタンスは明確で、カスタマーとして位置づけられています。経営者と生産者・販売者が明確に別れ、合理的な産業としての形が整っているのです。

一方、工務店は施主と施工者の境界が曖昧です。むしろ、両者が一体となって取り組む家づくりがなされます。地鎮祭や上棟式は施主が主催し、職人は家族が住む姿をイメージしながら仕事を進めます。両者の家づくりの手法の利害は完成した住宅の出来栄えとなって現れるから不思議です。

血の通っていないハウスメーカーの住宅とは異なり、工務店の建てる住宅は命が感じられます。その感覚は両者を住み比べてみれば明解です。事業主体は施主が担い、大工や職人が一体となって取り組む生産方式は近代的なものではありません。

しかし、長年培った伝統的なメリットが認められるのです。施主と大工や職人が分け隔てなく一つの物をつくることで、一体感が生まれます。この一体感を元にした仕事により安全で高い品質が確保されているのです。使われる部材の一つ一つに職人の魂がこもります。

自由な間取りと工法が選択できる魅力

八王子の多摩工務店は自由な間取りが採用できます。家族の生活スタイルに合わせてプランニングをすることで、とても暮らしやすくなります。

大きな建築では通る人の役割により導線を分けるのが原則ですが、住宅では問題になりません。限られた面積の中ではどの部分への移動も難なく可能だからです。

プランニングの制約となるのは構造なので、専門家の意見を聞く必要があります。筋違いを使った耐震壁は設置の量や位置のバランスが決められているので、ある程度の制約を受けます。

壁を設けやすいように、部屋を細かく仕切るのも一つの方法です。2階に壁がある場合は1階にも同じ位置に壁を設けたほうが地震に対して強くなります。構造に対する配慮と採光や換気の窓を設置することに注意すれば、間取りは自由に行って問題はありません。

子供室は無理に設けず、大きな部屋をパーティションで仕切る方法も考えられます。居間は家族が集まれる余裕を持ったスペースが効果的です。食品の保存には外気に面した倉庫の設置が便利です。それ以外にも、生活に便利なアイディアは積極的に取り入れてかまいません。

自然素材を職人の技で仕上げる住宅の住みやすさ

実はハウスメーカーは自然素材の採用に積極的ではありません。なぜなら、自然素材は施工できる職人が少ないからです。八王子の多摩工務店は問題なく施工できる高度な技量をもった職人が存在します。そのために、自然素材を積極的に採用することができるのです。

ハウスメーカーが室内で使う壁材はビニルクロスです。ビニル製なので空気を通さず、材料を密閉することになります。さらに、部材の中で水分が溜まる内部結露が発生するリスクが高まります。

自然素材を壁に用いた場合は内部の湿気を逃すことができます。空気を通す自然の素材は内部結露の発生を抑えてくれるのです。自然な素材はクリーンな内部空間をつくる作用があるので、家族の健康に良い効果を与えてくれます。湿気や塵と埃を適度に抑制してくれる自然素材は健康的な材料でもあります。

健康被害をもたらすホルムアルデヒドの発生がので、小さな子供や高齢者でも安心して暮らすことが可能です。床には無垢のフローリングを敷き、壁にはしっくいなどの自然な素材を用いることで、人間が過ごしやすい健康的な住宅をつくることができます。

アフターケアの重要性と地元工務店の利点

地元の工務店に依頼するメリットで最大のものはアフターケアの確実さです。住宅は建てて終わりではなく、その後のメンテナンスが大切となります。屋根や外壁は一定の使用により劣化します。

防水材の塗り替えは材料の種類により適切な頻度で必要です。特に屋根は防水のために重要な部位なので、適切な状態に保つことが大切です。

メンテナンスの手間を省ける屋根材に瓦があります。瓦は工務店ではお勧めしますが、ハウスメーカーでは勧められません。瓦は材料の調達コストがかさむため、会社の利益を少なくしてしまうためです。

良心的な工務店は施工の手間がかかることを理解した上で、施主に瓦屋根を勧めます。それが施主にとって利益になることを重視するからです。

ハウスメーカーは必ずしも地元に拠点がある訳ではありません。時には他県から担当者がやってくることもあります。地元の工務店は気兼ねなくメンテナンスを依頼することができます。

伝統的な軸組み工法を採用していると、全国どの工務店に依頼しても施工が可能です。地元の工務店に依頼することは、全国の職人を味方につけることになるのです。

 

八王子で住宅を建てる場合は多摩工務店に依頼する方法が適しています。地元の工務店は伝統的な工法の家を経済的な価格で提供してくれます。経営面での不安も完成保証を付加することで解消が可能です。様々な条件を比べても、ハウスメーカーに優とも劣らない住宅を建てることが可能なのがわかります。