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公開日:2021/08/15  最終更新日:2021/07/06

注文住宅に対面キッチンを設置するメリット・デメリットとは?


注文住宅を建築する醍醐味のひとつとして、自分の家を好きな空間にカスタマイズできるという点が挙げられます。注文住宅の中でもとくに人気なのが、対面キッチンを設置することです。そこで今回は、注文住宅において対面キッチンを設置することによって得られるメリット・デメリットについて詳しく解説します。興味のある人は参考にしてください。

注文住宅に対面キッチンを設置するメリット

注文住宅に対面キッチンを設置するとどのようなメリットがあるのか、以下で詳しく解説しましょう。

毎日の料理が楽しくなるキッチン

対面キッチンは一般的なキッチンとは異なり、リビングと一体化しているため、おしゃれで見栄えのよい空間を演出できます。毎日料理をする場所であるキッチンの設備に関しては、そこでの時間が楽しくなるかどうかという点も非常に重要です。対面キッチンはリビングと一体化しているので、デザインなどにこだわることができるなど、いるだけで楽しい空間を作ることができるでしょう。

家事が楽になる

対面キッチンの大きなメリットとして、毎日の家事が楽になることが挙げられます。対面キッチンは、リビングやダイニングとつながった作りになっているため、作った料理をすぐに渡したり洗い物を流し台に運びやすかったりと、家事が楽になる設計になっているのが大きな特徴です。

毎日行うことになる家事に関しては、どれだけ手間を省くことができるかというのも、日々の負担を減らすにあたっては重要なポイントだといえます。負担を減らし家事が楽になる対面キッチンは、忙しい人や家事の時間を短縮したい人にとって、大きな味方となることでしょう。

家族みんなでコミュニケーションをとりやすい

対面キッチンはリビングやダイニングとつながっているため、どこにいても家族の顔を見ることができるというメリットもあります。料理を作りながら子どもと話したり、一緒にテレビを見ながら食事を楽しんだりするなど、家族みんなでコミュニケーションを取りやすい空間を作れるという点も、対面キッチンの魅力的なポイントなのです。

広い空間に演出できる

一般的な独立型のキッチンの場合は、リビングやダイニングと完全に区切られてしまっているため、どうしてもキッチンが狭く感じてしまうものでしょう。

一方で対面キッチンの場合、リビングやダイニングと同じ空間にあるため、広い空間に演出できるのはもちろんのこと、感覚的にも大幅に変わるものです。キッチンから見た風景だけではなく、リビングやダイニングからもキッチンとつながっていることで、より広い空間に感じられるため、のびのびと生活できるでしょう。

カウンターなどを作ることも可能

注文住宅では対面キッチンに加えて、カウンターなどを追加することも可能となっています。あえてカウンターを作ることによって、作った料理をそこに置いたり、洗い物を一旦避けておいたりするためにも使えることから、利便性が高いといえるでしょう。

注文住宅に対面キッチンを設置するデメリット

ここまでは、注文住宅で対面キッチンを設置するメリットについて紹介してきました。逆にデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。以下で詳しく解説していきます。

一般的なキッチンよりも広いスペースが必要

対面キッチンの場合、どうしても広いスペースが必要になってしまいます。一般的なキッチンよりも必要なスペースが大きくなってしまうので、リビングやダイニングが少しだけ手狭になってしまうことを避けることはできません。

料理の匂いが広がる

対面キッチンはリビングやダイニングと完全につながってしまっているため、料理のにおいが広がりやすいということもデメリットとして挙げられます。もっとも料理のにおいに関しては、あらかじめ換気扇を回すなどの対策も取れるので、そこまで問題視しないという人も少なくありません。

シンクやコンロに行くには遠回りしなければいけない

対面キッチンの作りによっては、シンクやコンロに行くために若干遠回りしなければいけない場合もあります。もっともこれは設計段階で調整できるので、業者に希望を伝えるようにしましょう。

対面キッチンの種類はたくさん!主な6つの種類を知ろう

対面キッチンの種類は数多く存在しており、家族のライフスタイルによって最適なものを選ぶというのが重要です。そこで、対面キッチンの主な6つの種類について、以下で詳しく解説していきます。

L型キッチン

対面キッチンの主な種類として、まずL型キッチンが挙げられます。アルファベットのLの形となっているキッチンは、対面キッチンはもちろんのこと壁にくっつけるなど、さまざまな種類を選ぶことが可能です。

U型キッチン

U型のキッチンの最大の特徴は、他のさまざまな対面キッチンの種類より利用できるスペースが広いという点でしょう。リビングやダイニングと対面している場所と、実際に調理を行う場所、カウンターと3つにスペースが分けられているので、それぞれを広く使うことができます。家族の人数が多い場合、可能な限りキッチンを広く使いたいという場合においては、U型キッチンが適しているのではないでしょうか。

I型キッチン

対面キッチンの中でも、一番オーソドックスなものとして知られているのが、「Ⅰ型キッチン」です。このキッチンはコンロとシンク台が横並びになっていることに加えて、その後ろには作業できるスペースも存在しているため、かなり効率的に料理ができるでしょう。また、対面キッチンの中では一番オーソドックスなものとして有名であり、バリエーションなども多いため料金もかなり良心的です。

Ⅱ型キッチン

Ⅱ型キッチンとはシンク台とコンロが分かれており、アルファベットのIが二つ並んだ形となっています。また対面式キッチンを設置するメーカーによっては、「Ⅱ列型キッチン」や「セパレートキッチン」といった呼び方もされているので注意が必要です。

ペニンシュラキッチン

ペニンシュラキッチンとは日本語でいうと「半島」という意味です。一見すると、後から紹介するアイランドキッチンと同じではないかと考える人もいるでしょう。しかし、決定的な違いとしてペニンシュラキッチンはしっかりと勝負内容の中身を見ていました。

アイランドキッチン

注文住宅をイメージする人にとっては、自分にとって設備が最適なのかどうか見極めるというのが重要です。その中でも、一番オーソドックスなキッチンとして親しまれているのが、このアイランドキッチンといえます。アイランドキッチンの特徴としては、キッチンが「島」のように壁とはくっつかずに位置しているのが特徴です。360度すべて開けた空間になっているので、さまざまな使い方をできるのもアイランドキッチンの魅力といえるでしょう。

とくにキッチンだけではなくリビングやダイニングを合わせて、空間すべてをおしゃれに使いたいという人にとっては最適のキッチンになります。どこにいても部屋を見渡せるため、家族とコミュニケーションが取りやすいというのも大きなポイントです。

 

今回は注文住宅に対面キッチンを設置するメリット・デメリットについて詳しく解説してきました。対面キッチンは部屋全体を広く使えることに加えて、家族とのコミュニケーションも取りやすいのが魅力的なポイントです。注文住宅では好みに合わせてさまざまなカスタマイズができるので、対面キッチンを選んでみるのもよいのではないでしょうか。