内容をスキップ
公開日:2019/08/15  

注文住宅を建てるときの予算相場ってどれくらい?オプションはつけるべき?

八王子で注文住宅を購入する人がいますが、なるべく相場より安い価格で家づくりを行いたいものです。注文住宅を購入するための予算相場を把握し、どんな費用がかかったりどのような要素が住宅取得に影響するか理解しなければいけません。

八王子など住む地域によっていくらか相場が異なるので注意が必要です。

家にこだわるほど金額は高くなる

八王子において注文住宅を建てる場合、平均3,500万円〜4,000万円ぐらいです。家の広さやこだわりの素材を利用すると金額が前後しますが、最低このくらいはするでしょう。3,000万円以下で購入する人もいますが、オプションを外したりこだわりの家にはし辛い特徴があります。4,000万円以上になると二世帯住宅になったり、いろいろなオプションを利用してこだわりのある住宅を建築することが可能です。

一般的な住宅ローンを組むとだいたい30年以上かかる金額になるので、少しでも安くならないかなと思うのは当然のことです。そのような場合、いろいろと工夫することによって費用を抑えることができます。家へのこだわりを捨てることによって、何百万円という費用を抑えられるかもしれません。

例えば業者毎に比較検討すると便利です。注文住宅の場合、業者との話し合いを行う段階において建て主の希望を含めた見積もりを出してもらうことができます。業者間において差が出るところで、この見積もり比較が大切になります。業者は依頼者の気持ちに応えようといろいろとアレンジしてくれますが、予算をオーバーしているケースがあります。

一生に一度の買い物になるかもしれないので、後悔したくないものです。同じ条件でも業者によってコストを抑えられる技術を持っているところがあり、実際に見積もりすることで違いを比較することができるので便利です。

頭金からローンを考えることができる

八王子での住宅購入の予算を決めるため、用意できる頭金を考えましょう。頭金は住宅購入額20%以上で、少なくても10%は用意することをおすすめします。現在の貯蓄額から引越し費用や仮住まい費用などを差し引いて、頭金にいくらまわせるか計算することが可能です。

もし頭金を1,000万円用意することができる場合、4,000万円の住宅を購入することができるでしょう。尚、年収や完済するまでの期間を検討すると4,000万円までのローンを組めるとは限りません。住宅ローンの返済は約30年前後と長い期間に渡ります。重要なポイントとして、定年までに完済することができるかがあげられます。

例えば現在35歳だとして定年が65歳の場合、返済の最長期間は約30年を目安にしたいです。低金利ローンは利息が少ないので魅力的ですが金利変動型や固定期間選択型などのケースが多く、景気などの動向と関係するので注意が必要です。

支払い金額を明確にしたいなら、多少金利が高くても全期間固定型がおすすめです。返済期間や金利などに年収を加え、住宅ローンで融資してもらう金額を決定することができます。

設備のグレードをアレンジしよう

注文住宅のコストを安く抑えるにはいくつかのポイントがあり、例えば仕様や設備などのグレードをアレンジすることがあげられます。使用する資材や設備は安価なものや、高価なものまでさまざまです。低予算で抑えるには壁の仕上げ材をすべてクロスにしたり、お風呂の設備を既製品のシステムバスにするとコストを下げることが可能です。

オプションなどを使ってこだわりたい場所をそのまま残すなら、グレードを下げられる他の場所を探してみると良いでしょう。設備のグレードをアレンジすることによって、資材や設備などの費用をダウンすることが可能です。複雑な形状の建物にしないことがポイントで、住宅は凝った形状にするよりシンプルなデザインの方が費用は安いです。

正方形の建物が安価になる傾向があり、耐震性があって安定性が出るメリットもあります。水回りをできるだけ集中するという方法もおすすめで、例えばキッチンが1階にあり洗面台やお風呂場は2階にある場合、水回りの設備が離れていると配管設備が複雑になるのでその分費用がかかるものです。水回り設備は1ヶ所に集中すると配管工事費を節約することができます。

いくつかコストダウンできない場所がある

注文住宅の最初のプランは予算オーバーすることが多く、どこかを削ってコストを抑える工夫が必要です。設備機器などを工夫するとコストを下げることができ、最新の設備機器を使いたいと思っても、キッチンやバスルームなどの設備はグレードを少し落としたとしても機能的には劣りません。

天井や壁・床などの仕上げ材をグレードダウンすることができ、安いコストでデザイン性に優れている材料がたくさんあります。尚、コスト削減できない部分があり、柱や梁などの住宅の構造部分は大切です。耐震に関わるのでコストカットはやめておきましょう。

壁や屋根・窓などの断熱効果を落とすと、住み心地が悪くなるので注意が必要です。住宅の基礎部分は安定性や安全性に関わるので、コストカットはやめておきましょう。間取りや建築面積などを削減することができますが、これらは予算オーバーした時の最後の項目です。

注文住宅を建てるのに面積を削ったせいで住みにくくなっては困ります。コストカットするならオプションなどを含めて、住み心地に影響がない場所で考慮しましょう。

頭金が多いと後の支払いが楽になる

注文住宅の予算を決める際、資金計画をきちんと行なう事が大切です。注文住宅を建てるにおいて、かかる費用の内訳をきちんと把握しておきましょう。住宅購入費はいくつかに区分することができ、予算の70%を占めるのは建物本体の費用で、予算全体の15%~20%を占めるのが付帯工事費です。

残りの5%~10%は諸経費で、資金計画を立てる場合の大切なポイントは住宅ローンを滞りなく支払わなければいけないことです。実際にいくら自己資金を用意することができるか、世帯年収はいくらあり住宅ローンがどのくらい受けられるのか総合的に検討することが大切です。予算に合わせて購入する住宅の金額を決めましょう。

計画よりも理想とする住宅のほうを重視してしまうと、うまく資金計画が進みません。住宅ローンの金額が増えると生活を圧迫するので、慎重に考えるようにしましょう。

住宅ローンを組む場合、頭金の金額は多い方が返済は楽になるので、引越し費用や仮住まい費用を差し引いた後どのくらいを頭金にできるか計算することをおすすめします。住宅ローンには民間ローンの種類が豊富にあるので、自分に合ったプランを選択することが可能です。

工事費などいろいろな費用がかかってくる

注文住宅にはいろいろな資材が使われていて、手続きを経て購入することになります。費用の内訳が分からないと、いくらお金を用意すれば良いのか分かりません。注文住宅の費用内訳を区分すると、土地購入費用や本体工事費、別途工事費や諸経費になります。土地購入費は通常売買契約時において1割の手付金や、土地の引渡し時において9割の残金を支払う仕組みです。

本体工事は仮設工事や土工事、木工事や屋根工事などの種類があります。工事の種類が多いと職人の数が増えるので、本体工事費用は住宅購入費の多くを占めることになるでしょう。

別途工事費や付帯工事費は本体工事に付随する工事で、住宅に付随するインテリアや電設関連・エクステリアなどです。いろいろなオプションを利用するとコストが高くなるので、アレンジすることがポイントになります。建物だけでは生活することができないので、暮らすためいろいろな設備を取り付けます。

諸経費は住宅や土地の不動産を購入した際の手数料で、登記免許税や手続きした司法書士への謝礼や印紙税などが対象です。ローンを組むときには事務手数料や保証料がかかるので、しっかり最初から組み込んでおきましょう。

 

八王子にはいろいろな注文住宅がありますが、オプションなど家にこだわると金額が高くなります。設備のグレードをアレンジすることによってコストを抑えることができるので、こだわる部分とそうではない部分を分けると良いでしょう。

頭金が多いと後の支払いが楽になります。工事費などいろいろな費用がかかるので計画的に進めることをおすすめします。