分譲住宅の検討をしている時、オプションが付けられるのかどうか気になっている人も多いのではないでしょうか。八王子にはいろいろなタイプの分譲住宅が販売されていてオプションの付け方や内容も多様化しています。こうした多様化は購入時に迷う理由の一つにもなっていますが、ここでは住宅オプションについて詳しく説明していきます。
もくじ
分譲住宅のオプションには種類がある
分譲住宅のモデルルームに見学に行くと、設備などにオプションと書かれたシールが貼られていることがあります。これは、購入の際にこれらの設備を追加すると、見学しているモデルルームのようなインテリアの状態で生活できることを意味しています。
海外では購入時に家具などが価格に含まれている場合が主流ですが、日本では基本設備に含まれていない場合が多く、分譲住宅を購入する時は、住宅購入費用の他に追加料金がかかることになります。どんな設備が対象になっているか、その主なものは食器棚などの家具や食器洗浄機などの家電で、カーテンなど対象になる場合があります。
こうしたインテリアや設備に対するものもあれば、間取りの変更など、追加料金がかかる工事もオプションに分類されます。どのようなものが追加として設定されているかは、モデルハウスの種類や分譲住宅を販売している工務店が提供しているプランなどによって異なります。
また購入者の希望によって必要かそうでないかも変わってきますので、選択するかどうかには、個人差があります。
分譲住宅のオプションは追加が可能
分譲住宅購入の際、オプションは原則として選ぶことができます。工務店や住宅販売店では、標準仕様(設備や外装、内装など)とは別にオプションプランを設けていて、住宅購入者に提供しています。購入者はカタログを参考にしながら購入するかどうかを検討していきます。
例えばカーペットやフローリングの色を変えたい、インテリアに合った家具にしたい、といった時などです。すべてのオプションが有料というわけではなく、中には無料で変更できるものもありますが、その基準は販売元によってバラツキがあります。
追加したり変更したりするのは購入者側ですので、必要のないものを無理やり購入する必要があるわけではありません。別途費用はかかりますが、好みのインテリアに変更したり、希望するものを追加できるという点は、メリットと言えます。
プランを提案しているのはハウスメーカーや住宅建設を請け負った工務店などさまざまですので、住宅購入の際はプランについて確認しておくと良いでしょう。オプションを選択したり追加できるのは住宅購入後です。それまでにある程度必要なものなどアイデアをまとめておくと、選択しやすいでしょう。
追加したほうが良いか選ぶ際のポイント
選択の幅が増えると、選択の自由度も高くなりますが、その分変更してよいものかどうか、追加すべきかどうか、という迷いも生じるようになります。住宅購入後送られてきたカタログに、予想以上に選択肢が多く載っていた場合は、特に迷いも大きくなります。
悩んだら、必要最低限追加が必要かどうか、変更することが本当にベストかどうかを基準にして選択することがポイントです。追加工事は費用が割高になります。標準仕様を変更する場合、原価が上がったり、諸経費が上乗せされる可能性があり、工事費自体が高額になる傾向があります。
工事の後気が変わり、元の状態が良かったと思ってもそう簡単に元通りにすることはできません。工事が必要かどうか、事前によく検討することが大切です。
内装やインテリアが気に入らず変更するという場合も同様のことが言えます。買い換えを選択した場合、そのまま購入するよりも高くなる可能性があります。カタログは必要なものが一つにまとめられているので、便利で選びやすくなっていますが、割高なものも中にはありますので、この点も購入の際は注意が必要です。
分譲住宅におすすめのオプション
追加をして入れた食器棚は収納スペースにサイズが一致しやすい、キッチンのインテリアに溶け込むデザインのものが多いという理由からおすすめです。食器棚はほとんどの家庭で必要になりますし、収納スペースに程よく収まれば、利便性とデザイン性が高まります。
カーテンはどこにでも売っていますので、変更したい場合でも手軽に買い替えられますが、オプションで選ぶことで窓のサイズにピッタリ合ったものを使用することができます。照明は標準仕様でついている場合がほとんどですが、玄関ホールをセンサーライト変更するなど利便性を重視したい時は、おすすめの選択肢です。
窓フィルムは紫外線をカットしたり、結露の防止、万が一ガラスが割れても飛び散るのを防ぐ効果など、さまざまな機能を持っています。フローリングやバスルームのコーティングは、カビの発生や傷、汚れが付着するのを防ぎ、掃除や手入れが楽になります。施工するには自分で手配することもできますが、住宅購入時に追加することで依頼先が見つけやすくなります。
必要かどうか選択する時の注意点
予算を決めずに希望通りに計画をすすめると、必ずと言っていいほど費用が膨れ上がってしまいます。なので追加を検討する際はまず予算を決めておくことをおすすめします。費用に上限をつけることで、必要のないことを選択する可能性が低くなり、必要なものの順に優先順位をつけやすくなります。
カタログを見るとどれもよく見え、選びにくくなってしまいます。その時はよく見えても、実際活用する機会がなかったり、追加する必要なものではなかった、インテリアがごちゃごちゃして後悔、ということにもなりかねません。予め理想の住まいをイメージし、それに合わせて必要かどうかを決めるようにすることをおすすめします。
どうしても必要なら別ですが、初めからすべて揃えるのではなく、住みながら必要なものを追加していくという方法もあります。特にデザイン性を重視するものは緊急ではありませんし、後で気が変わるかも知れません。特に子供は気が変わりやすく、好みに合わせて部屋を変えたのに、すぐに飽きてしまったということも少なくありません。
八王子で分譲住宅購入を選ぶ際のポイント
交通の便がよく、緑も適度に溢れている八王子は、東京でも住みやすい街です。八王子にはさまざまな物件がありますが、分譲住宅も多く販売されています。
八王子で分譲住宅の購入を考えているのなら、できるだけたくさんモデルルームを見学することがポイントです。複数のモデルルームを訪れることで、済みたい住宅のイメージがより具体的になりますし、サービスや標準仕様の比較なども容易になります。
ハウスメーカーの中には、オプションプランを盛り込んで販売しているところもありますので、追加されている内容などについてよく確認しておくと良いでしょう。こういうタイプは販売価格が割高になっている場合が多いので、不要なものがついていないかどうかのチェックは大切です。
モデルハウスの宿泊体験を実施している工務店や住宅販売店があります。これは実際に家に滞在することで、住みやすさなどを知ることができるサービスです。1泊2日ほどの日程ですが、事前に宿泊することで必要な設備や使い勝手差などをすることができるので、興味のある住宅で宿泊体験を実施していたら、参加を検討してみても良いでしょう。
オプションは基本的に自分で追加することが可能です。選択肢は多岐にわたり、住宅内のさまざまなものが対象になります。失敗しない選び方は、追加が必要かどうかよく検討することです。八王子ではさまざまなモデルルームがありますが、できるだけ多くの場所に足を運び、住宅についての知識と理解を深めるようにしましょう。